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あぶそりゅとり。

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【比喩 Vol.13】正月に大活躍?! “郵便配達人”を使った村上春樹の例え

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米小説家レイモンド・チャンドラー

 

 

村上春樹が強く影響を受けている小説家である。かつてチャンドラーの小説『ロング・グッドバイ』を翻訳した村上春樹は訳者の後書きでチャンドラーを評して以下の様な言葉を残している。

 

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プロットとはほとんど関係のない寄り道、あるいはやりすぎとも思える文章的装飾、あてのない比喩、比喩のための比喩、なくもがなの能書き、あきれるほど詳細な描写、無用な長広舌、独特の屈折した言い回し、地口のたたきあい、チャンドラーの繰り出すそういうカラフルで過剰な手管に、僕は心を強く引かれてしまうのだ。

 

 

 

きょうは、『ロング・グッドバイ』から比喩表現をピックアップ。チャンドラー作、村上春樹訳である。珍しいことに関する例え。

 

 

 

『 私にとって眠れない夜は、

太った郵便配達人と同じくらい希である。』

 

確かに。郵便配達人って太ってない印象があります。明日、元旦は1年で最も郵便配達人が活躍する日である。今日紹介した比喩は、ちょっとした会話の小ネタにも使えるのでは?