【比喩.Vol27】「おこだわり」作者なら、良い組合せ(コンビ)を何に例える?
先日、10年以上前に観た『世にも奇妙な物語・夜汽車の男』を見返した。好きな作りだったので覚えていたんだけども、脚本家が『孤独のグルメ』の作者だということを知り、それから初めて『孤独のグルメ』を読んでみた。この視点はおもしろいなぁ〜と先輩に話したら勧められたのが『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』である。
第1巻の中に、"金麦"と"ポテトサラダ"は、「まるで紀元前からそう決まっていたかのような奇跡の組み合わせ」であるという話がある。この二つのコンビを例えた作者・清野とおるの比喩を紹介。
『リーサルウェポン』におけるメル・ギブソンとダニー・クローヴァー並みの相性の良さ!
という比喩。この比喩はともかく、映画の脚本、キャスト、セリフを比喩に使うのは洒落てますね。映画のセリフを引用する点でいくと、アメリカドラマ『スーツ』も中々おもしろい。弁護士のハーヴィーとマイケルというこれまた名コンビによる軽妙なコミュニケーションは、中々クリエイティブでおすすめ。
もしスーツ好きのヒトに対してコンビの良さを例えるならば、
ドラマ『スーツ』におけるハーヴィー・スペクターとマイケル・ロス並みの相性の良さ!
という方がウケがいいかもね。