
色んなブログを読んでみると、書籍レビュー記事のエントリーをよく見かけます。アフィリエイトに向いていたり、ブロガーに活字好きが多いという背景があるからだと思うけど、レビューコメントこそ比喩が活躍する場面かもしれない。
今回は、村上春樹の比喩を紹介。聴こえてきた”ピアノの演奏”への評価です。
誰かが遠くでピアノの練習をしていた。
上りのエスカレーターを下に向かって降りているような弾きかただった。
<出典>羊をめぐる冒険

村上春樹らしいメタファーですね。どういうところから着想して紡いだ文章なんでしょう。彼の1センテンスに込められたアイデア数が計り知れません。