比喩ログ

会話にオリジナリティを出す為に残した「比喩ログ」を紹介します。

【フットボール戦記】電通にはクロップみたいなリーダーが必要だった。

イングランドプレミアリーグ第9節 リヴァプールvsウェストブロムウィッチ

リヴァプールにとっては、ユナイテッドとの”レッドマンデー”をドローで終えた後の1戦。

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ちょうど今月で、クロップのリヴァプール就任から1年。

確実にチームに変化をもたらし、今プレミアリーグで最もエキサイティングなゲームを展開していると思う。一方でディフェンス、特にセットプレーの脆さがずっと改善されないままの状態。今年、悲願の優勝をしてもらいたいこのチーム、そろそろ改善の兆しが見えて欲しいところ。

 

メンバーは、スターリッジを使わずに、左からコウチーニョ・フィルミーノ・マネの三人で構成。アタッカーの3人は間違いなくこのトリオがベストの組み合わせ。スターリッジは好きなプレイヤーだけど、クロップのゲーゲンプレッシングを体現する為には残念ながら邪魔となる選手だ。

 

中盤にララーナ復帰。ワイナルドゥムではなくエムレ・チャンを起用。

でも結果、終盤にワイナルドゥムもピッチに立ちました。

 

毎度のごとく、前線からの激しいプレスと流れる連動性で観戦していて楽しいゲーム。前半2点とってゲームの主導権を握った。

 

がしかし。。。。。。

後半セットプレーから失点。残りの時間帯、多くのチャンスを掴んだけどなかなか決まらずヒアヒアしながらの勝ち点3獲得。おもしろいチームなんだけど、強さ、したたかさという点において欠ける。それは間違いなくディフェンス、特にセットプレー。結局きょうも改善されぬままだった。

 

 

優勝できるかな?

かなり、怪しい点も多いけど、間違いなく最も応援したくなるチーム。名前の売れたスター選手たちが前線から必死にプレスするのを見るのは心打たれるし、パスコースを限定して追い込んで、ボール奪取してからのショートカウンター。これに勝るスペクタクルは無いと思う。

 

キツい労働ができるのは、その先に大きなメリットを掴み取れるイメージがあるから。誰かの為にしてあげたいと思えるから。「やらされ」ではなく「主体的にやる」からできる。

 

電通の女の子の上司は、どんな人だったんだろう。

レイモン・ドメネクみたいな人だったのではないだろうか。

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